夏コミリリース予定のサークル「7th KINGS」さんのゲーム「壊刻のネバーランド」の劇伴、絶賛、制作してます。正式に許可いただいていないので、情報はあまり公開できませんが、写真のように、シナリオを読みながら場面をイメージして曲を作っておりますです。
やっぱり場面に合わせて、とか、映像に合わせて曲を作るのはとっても楽しい!
今回、この劇伴を作る上で意識していること。それは、このゲームがノベル系ゲームで文章を読み進めてゆくタイプのゲームだということ。つまり、プレイする人の読むスピードに、特に曲の時間が大きく影響を受けるということがあります。
読むのが早い人に対しては、イントロなんて端折ってすぐにクライマックスまで到達させてあげたくなります。一方で遅い人は、じっくり溜めた感じを持たせてから曲のサビに入りたい。でもこれらを同時に満足することはできないのです。
結果として、読む人によって、文章と曲の雰囲気がそれほど大きくミスマッチないように、1曲につき1つの心象を当てはめるということになります。とはいえ、それだけだとありきたりで単調になってしまうので、そこからどう逸脱できるか、という部分も考えなくちゃなりませんね。
今回、こんなふうに長編の劇伴を制作するのは初めての経験になりますが、とっても勉強になっています。実際にやってみるのと、想像するのでは、得られるものは全く異なりますね。
シナリオを読みながら、出てくるキャラの行動や言葉を楽しみながら、いろいろ試行錯誤・創意工夫して制作を進めてます。
今後、ゲームの内容の一部や、劇伴の試聴など、夏コミに向けて情報公開してゆく予定です! 乞うご期待。
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