どーも、こよたかです。
すっかり秋めいてきました。涼しくて過ごしやすくていい季節! こんな季節には、ゆったりおでかけしたいですね〜。
そんな今年の秋も、M3に、音楽作品を出展させていただきます。今回も、いくつか複数の形で参加させていただきますよッ。ということで、恒例の今季の参加作品まとめという名の、告知記事をしたためたいと思います。
Prictnium
スペース:S-22b 第1展示場
イベント価格:1,500円
毎度のことながら、私がメインで参加している Prictnium (プリクトニウム)からご紹介。今回の新譜は、7曲入りのゲーム曲のアレンジアルバムです。タイトルは「Picot Pichord 2」。そう、2です。ツーです。ゲーム曲のアレンジアルバムは2つ目なのです。
Hello! Undertale
今回取り上げたのは「Undertale」というゲーム。ゲームの説明をすると長くなりそうなので割愛。詳しくは、Wikiとか見てみてね。
で、このゲーム、ゲームの内容もそうなのですが、音楽もいいんです。Prictniumメンバーもほぼみんなプレイしております(全クリしてるかどうかは除いて)。で、メンバー同士で話している中でも「このゲームのカバー曲は是非やりたいね!」とすぐに決まった企画でございます。
なので、Undertaleに対する、メンバーそれぞれの想いというか、熱というか、愛というか、そういうものが、今回のアルバムには入っているんではないかと、わたくし、個人的には思っております。アルバム全体の選曲とバランスも考えつつ、なかなか良い仕上がりになっているのではないかと、自画自賛してみます。
プロモーション動画を作ってみました
そして、今回はプロモーション動画というものを、少し気合を入れて作成してみました。もっと時間をかけてプロモーションビデオ的なものに、完成度を持って行きたかったかなぁと、個人的には思ったりしていますが、素材不足もあり、今回はここまで。それでもちょっとこだわってクルーに熱い動画にしてみました。
この動画では、収録曲のうち、「Spear of Justice」を取り上げています。クロスフェードよりも長い時間聞けますので、是非どうぞ。
A Littel bitの後藤ハルキさん
後藤ハルキがお届けする、異国情緒漂うワールドワイドな船の旅
「ティム船長の航海日誌(ログブック)」
スペース: お-07b 第二展示場
イベント価格:1,000円
今回も、前回の2018春に引き続きでご依頼を頂きまして、今回も参加させていただきました! 後藤ハルキさんには、いつもお声掛けいただきまして、本当にありがたいことに、今回で5作品目。
今作のポイントは「航海日誌」じゃないでしょうか。航海日誌と書いて、ログブック、ですよ。このログブックに、どんな内容が書かれているのか。アルバムを最後まで聞いた人にだけわかる何かが…? 7人の作編曲家の皆さんが、色とりどりの楽曲で、今回も、後藤ハルキさんの世界を彩っています。海をまたいだ航海のストーリーがあなたを待ってますよ。(私はまだ全部フルで聞いているわけではないですけど、期待大!)
4曲目、しっとり夜の星空のもと、ジャズボーカル響く…
さて、わたくしこよたかは、今回は、アルバム4曲目、中間のしっとり曲、「星屑の街」を作編曲させていただきました。
ご依頼のときのハルキさんから頂いた曲のイメージは、
夜の街
曲調、ジャンル : ジャズ
キーワード : 夜、しっとり、一日の終わり
いつもの如く、「ジャズを」。ということでご依頼いただきました。今回はしっとりめのジャズ曲でございます。ということで、まず作曲にあたり、私が勝手に膨らませたイメージは、「船と星の集まる夜の港街」でした。
──寄港の夜がきた。ティム船長は、この街に船が近づくと、いつも甲板に出てタバコをふかす。そして、港の街灯がポツポツと並ぶ、あの特徴的な風景を薄眼に見ながら、どこか悲しそうな、嬉しそうな、私にはなんとも表現し難い、複雑な雰囲気を纏うのだ。その時間は船員の誰もが、船長に話しかけることはしない。僕らは、ただ安全に寄港できるように、自分の仕事にまっすぐ向き合うだけだ。この内海は潮の流れが複雑なことで有名である。霞がかる雲も風も、気まぐれなのだ。穏やかに進んでいるように見えるこの船も、常に危険と隣り合わせということ。穏やかな日常にも、ふとした瞬間に、あっいう間に、脆く崩れ去っていまう弱々しい何かが潜んでいるものだ。そう思うと、今夜は星空がいつにも増して美しいように見える──。
そんなイメージ。
ハルキさんとクラリネットのオイシイ関係?
今回思ったのは、ハルキさんの歌声と、クラリネットってとっても合うんじゃないか、ということ。今回この曲を作るためにクラリネット音源を新調して、ウインドシンセで吹いてみたのですが、なかなかハマって私も作っていて気持ちが良かったです。ハルキさんは、「バラードは難しい」とおっしゃっていましたが、ボーカルにピアノやクラリネット、トランペットが掛け合うように重なって、ハルキさんのロングトーンとビブラートが響き合って、すごく素敵な歌に仕上がっているんじゃないかな、とわたくしは思っています。
ぜひ、珠宝の7曲、それぞれのログブック、お楽しみくださいね!
いっさくこんぴ
スペース:K-10b 第1展示場
イベント価格:1,500円
プロのヴァイオリン奏者である私自身がクリエイターの皆さんの作品に無料で録音した楽器の音を提供し、作品をさらに人間味溢れたものにする、または差し替えることでどう違ってくるのかを試してみる・・・という企画です。
「いっさくこんぴ」との遭遇
ということで、最初にTwitter経由でこの企画を見つけ、「なんか面白そう」と、半ば勢いで応募した私でしたが、実際に出来上がったアルバム全体は、それそれは壮大な32曲入りのコンピレーションアルバムに! こんな参加者の方々の中で、わたしの趣味全開のジャズを弾いていただいて、恐縮でございます。いっさくさん、そして聴いて頂ける方に、少しでも楽しんでいただき、ハッピーな気持ちになってもらえたら嬉しいです。
全曲の試聴は、一策さんのコンピ特設ページから聞くことができますよ。
その中で、私の書いた曲はこちら「Crescent Lights」です。
ヴァイオリンとピアノ生演奏のジャズ
ピアニストにいつも一緒にやっているDuende PianoforeteのRocoを加え、実質、ヴァイオリンとピアノの演奏合戦と言ったところでしょうか。作曲や編曲、ミックスについてのあれこれは、ここで書くには長くなりそうなので、別の機会に別記事にしようと思います。
逆に、一策さんからは、この曲に対する、ヴァイオリン奏者視点での感想とか気づいたことなどなどを一策さんのブログで記事にしていただきました。
実は、作っている側って、意外と感想とか、感じたこととか、詳しい部分でそういうフィードバックをもらえないことが多いのですよ。M3でCDを買っていただいた方や、制作の依頼を頂いた方々に、「ありがとう!すごくよかった!」と言ってもらえるだけでも、ものすごく嬉しいのに、プロとしてのいろいろな見識を交えて、わざわざ時間を取って文章にして頂けるというのは、とてもありがたく思います。新しい視点、捉え方を知るよい機会をありがとうございました。
Duende Pianoforte (デュエンデ ピアノフォルテ)
ジャズ+クラシック音楽ユニット Duende Pianoforte
新譜アルバム 「grooming」
スペース: S-22a 第一展示場
イベント頒布価格:1,000円
かわいい猫のジャケットが目印! アルバムタイトル「grooming」とは「毛繕い」や「身支度」という意味。猫の毛繕いと、季節の変わり目の身支度の2つの意味を込めた名前に。
詳しいアルバム情報は、公式サイトに掲載していますが、個人的イチオシは2曲目の「The Cat’s Whiskers」と、「What A Difference A Day Made」。
「The Cat’s Whiskers」については、なによりご機嫌なジャズだってこと。好きなんです、このご機嫌加減。激しくはないけれど、ゆっくりでもなくて、ウキウキという感じの程よい幸せ感を感じるテンポと曲調。ちょっとやる気も出てきます。
もう1つのイチオシの「What A Difference A Day Made」については、有名なジャズスタンダードであります。実はこのサックスはウインドシンセで吹いているわけですが、息づいかとかちょっとセクシーな感じとか、出ていますでしょうかね? 個人的にはとっても気持ちよ〜く吹かせてもらったので、印象深い曲です。
さいごに
というわけで、以上、2018年M3秋にて、私の参加予定のサークル、アルバムのご紹介&告知でした!!
ちなみに、私は当日は、出展スペースが隣同士のS-22a/b Prictnium と Duende Pianoforte で、メインで売り子してると思います。御用の方は Twitter @koyotaka にて事前にお声かけ頂くと、確実にお会い出来るかと思います。
それでは、今年も残るところあと2ヶ月。良い音楽ライフを!
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